ムリスルマジメの学び暮らし

 元小学校教員が考えたことを発信するブログです

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『モチーベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書』尾原和啓(著)

 

こんにちは!ムリスルマジメです!

 

今回の本は『モチベーション革命』

 

 

「革命」・・・この言葉に私は弱いのです。そして稼ぐために働きたくない世代の人!と呼ばれたら私は間違いなく手を挙げる人間なのです!!これは私にうってつけの本だ。ということで読んでみました。

 

 

1.はじめに

 

何のために働くかという価値観が30代以下から変化しているそうです。その原因は物があったかなかったか。物がなければ物を欲します。でも物があったら何を欲するのでしょう。物ではない何かを欲する世代がこれから社会の中心となっていく30代以下(本書では「乾けない世代」と呼ばれている)の世代です。本書は乾いた世代がよりよく生きていくにはどのようにすればよいのかを教えてくれそうです。

 

 

2.第1章 「乾けない世代」とは何か?

  

アメリカ人心理学者で「ポジティブ心理学」の第一人者でもあるマーティン・セリグマンは人の幸せを5種類に分けました。



・達成
・快楽
・没頭
・良好な人間関係
・意味合い

この中で「乾けない世代」は良好な人間関係、意味合い、没頭を重視する人が多いそうです。この3つを幸せの軸として追い求めることができればモチベーションを下げることなく生きていけるのかもしれません。

 

 

3.第2章 偏愛こそが人間の価値になる

 

現在の社会には物が溢れています。そのため現在の社会では「潜在的な欲求」や「新しい視点」を見つけ出し、体験をプロデュースしていく仕事が重要視されています。ではそれらを見つけるためにはどうしたらよいのでしょうか?著者はその方法として「仕事と遊びの境目をなくす」「自分にできることを必要としている人を見つける」「自分が何を好むか(嗜好性)を価値とする」などをあげています。

 

 

4.第3章 異なる「強み」を掛け算する最強のチームの作り方

  

変化の多い時代における最強のチームは「様々な能力に特化した人物がいる集団」です。最強のチームを作るためのヒントとして人の強みを34種類にパターン化したストレングスファインダー、自分と違う強みコレクション、偏愛マップ、自分のトリセツなどが紹介されています。自分の強みと人の強みを理解したうえでチームのメンバーを決めると良いということですね。
また、クリエイティブなチームをつくるためには「お互いの心遣い、配慮や共感」が必要であるとも述べられています。心遣いや配慮があることでお互いを信頼することができ、冒険をし続けるチームとなれるのです。よいメンバーがそろっても心理的安全性がなければそのチームはうまく機能してはいかないということです。

 

 

5.第4章 個人の働き方

  

この章には働き方のアドバイスがたくさん書かれています。私が特に印象に残ったのは「他人に迷惑をかけること」について述べられていた部分です。迷惑をかけないようにすることは大切ですが、迷惑をかけ合うことで親密な関係になっている人は確実にいます。距離の近い人とは迷惑をかけあわないで生きてはいけないのではないでしょうか。迷惑をかけあっても「おたがいさま」とすればいいのです。もっと「おたがいさま」と言い合える関係を意識することが働きやすい環境をつくるヒントになるのかもしれません。

 

 

6.あとがき

  

著者は「ゆとり世代」「さとり世代」と呼ばれる若者を馬鹿にしていたそうです。しかし現在の30代以下の人たちとそれ以上の年齢の人たちが生きてきた社会の違いに気づくことでそのような考えがなくなったといいます。社会はそのまま価値観となり、社会を理解しないと世代を越えてわかりあえないのでしょう。また近頃は理解する暇がないほどの急激な社会の変化が起きているのでしょう。そして社会はさらに急激さを増して変化していきます。これからの社会をどのように生きていくのか。この本を参考にしながら考えていく必要があるようです。

 

 

7.まとめ

 

POINT

・マジメのおすすめ度7(最高10)

 

世代間の溝を「乾いた世代」と「乾けない世代」で表現したのことは価値が高い

 

モチベーションを保つというよりも「生き方のすすめ」的な本

 

 

自分が「乾けない世代」であることがわかったムリスルマジメでした。