ムリスルマジメの学び暮らし

 元小学校教員が考えたことを発信するブログです

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『武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50』山口周(著)

  

こんにちは!ムリスルマジメです!

 

今回の本は『武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50』

 

 

私は哲学の本を読んでみたけれど難しくて理解できなかった(もちろんつまらなかった)という経験が何度もあります。しかし私はできないことに何度もトライしてしまう性格なので性懲りもなくこの本を手に取りました。そしたら何だか読みやすくておもしろい。ということで感想を書いてみました。

 

 

1.哲学の本がつまらない理由

 

この本が他の哲学の本と違う点は以下の3つだと書かれています。

・目次に時間軸を用いていない
・個人的な有用性に基づいている
・哲学以外の領域もカバーしている

哲学は「人生・世界、事物の根源のあり方・原理を、理性によって求めようとする学問。また、経験からつくりあげた人生観。」なので知るだけで楽しいという人もいるかもしれません。しかし私は「こんな風に考えたんだ…だから何?」と思ってしまっていました。哲学を知っても自分の人生にリンクさせることができずつまらなかったのです。しかし、この本は「有用性」(使えるかどうか)に基づいて書いてくれているため、とても楽しく読めました。

 

 

2.私が選んだ使える哲学

 

 この本に書いてある哲学の中からいくつか選んで紹介していきます。

 

マズロー自己実現を成し遂げた人は、実は「人脈」が広くない」

マズロー自己実現を成し遂げる人の特徴として「対人関係は少数の人たちと特別に深い結びつきをもっている。」ことをあげているそうです。対人関係はストレスの元であるといわれます。同じ人間はいないわけですから、多くの人と関わることは自分と違うことをたくさん受け入れるということにもなります。簡単に人とつながれる時代だからこそ対人関係に関して自分の考えをもつのは必須事項だと思っています。

 

アダムスミス「最適な解よりも満足できる解を求めよ」

⇒著者は「まあまあ満足できるというレベルの解を、手間をかけずに得られないものかしら」と述べています。最適解にかかる労力を考えた時に他の解も考えられると人生が楽に過ごせると思います。選択肢を多くもつために正解はたくさんあっていいのではないかなと私は思っています。

 

マルセル・モース「能力を提供し、給与をもらうではない関係性を作ろう」

⇒「ネットがこれだけ普及して、能力とニーズをヒモ付ける社会的なコストが劇的に下がった時代においては一対一の関係性は本当に守り抜いていくべき価値なのか」と著者は述べています。最近は「信用の価値」がよく話題になります。クラウドファンディングがその代表ですが、贈与やお礼で生きていく姿がこれからの社会の1つの形になっていくのでしょう。

 

3.まとめ

 

POINT

・哲学の本がおもしろくないのは自分の人生にリンクしないから

 

・使える哲学はかなりおもしろい

 

・哲学は人生を豊かにしてくれる!

 

 

自分の哲学を確立したいムリスルマジメでした。