価値観がぶち壊れた
大麻はいけないものだと思っている。最近、沢尻エリカも捕まったし、田代まさしや清原だって大麻かわからないけど大麻的なもので今でもネガティブに話題にされている印象がある。
でも大麻が合法な国があるらしい。それは今までも知っていた。それを知っても実際にその国に行くわけでもないし、行ったとしても大麻を手にはしないと思う。実際にタイで売人に声をかけられたこともあるけど手にはしなかった。というかビビって逃げた。だから今でも大麻はいけないものだと思っている。
今日、こんな動画を見た。
何で見たのか自分でもわからないけど、前に英語学習のことを言っていた動画を見ておすすめにあがっていたから何となく見たのだと思う。さらに言えば「悪いもの」への興味かな。そういう所は大人も子どもも変わらないのか私が精神的に幼いのか。
話がそれたけれど動画の内容を言ってしまえば、大麻はたいしたことないらしい。さらに使っている人はたくさんいるらしい。そういえばマナブさんも大麻ビジネスがこれからくるって言ってたっけ。
動画を見た後に何かタイで売人に声をかけられたのと近い感覚におちいった。何というかビビった。今までの価値観がぶち壊れることへの恐怖感を感じた。
線をひきながら世を眺める
たかがYouTubeの動画を見たくらいで価値観がどうのこうのとか言って、しまいにはビビり始めるなんてどうかしてると思う人もいるかもしれない。私も少し間を置いて考えると自分って変な奴だなと思う。
しかしこれは私の「自分事にする範囲が広い」という特徴なのだ。今までもそうだった。人が関心を向けないような他人事に首をつっこんでは自爆することがよくあった。そんなこと考えなければいいのにと言われることもあった。
でも仕方がない。今ではそんな自分を認めている。しかしこのままではまずい。自分なりに他人事をちゃんと他人事にして余計な感情を抱かないようにする方法を身につける必要はありそうだ。そうしなければまたYouTubeの動画を見てビビってしまうことになる。
そして考えたついたのが「線を引きながら世を眺める」という方法だ。
今回の大麻の動画を例にするならば、大麻を使っている人がいようが簡単に手に入ろうが自分は使わないのだから関係ない。少しでも使うことに興味があるならば話は別だが、興味がないのだからそこは線を引いていい。関係ないことにビビってしまっているということは、線を引けずに大麻情報に蹂躙されてしまっている。大丈夫、自分とは関係ないんだから線を引こう。
一方で「世を眺める」という観点から考えると 、この動画の内容は非常に興味深い。ニュース等のメディアは大麻は危険な禁止薬物として紹介し、その使用に関する恐ろしさを伝えている。使用したり所持したりすると逮捕されるような法律もあるのはもはや周知の事実だろう。
しかし海外では合法であったり、合法的な大麻の成分を抽出した何やら的なものがあったり、実際に使っている人は意外と多いなんて言う人もいるのだ。大麻ビジネスがこれからやってくるという考え方もある。
こういった情報を元に自分なりに考えていくことが私が言っている「線を引いて世を眺める」ということだ。子どもに「大麻を使っている人がたくさんいるって動画で言ってたけど本当?やってみたいな~」的なことを言われたらどうしよう?大人としての判断はいかに。
繰り返すしますが私は大麻の使用には興味がありません。だけど大麻というものが世の中でどうなっていくかには興味があるので注目します。はい、ビビってない。
あ~恐かった。